2018-09-18
福知山市における支援者支援活動報告

平成30年7月豪雨災害による
京都府福知山市における支援者支援活動

【平成30年7月水害の概要】

2018年7月福知山活動16/29に発生した台風7号は7/4にかけて東シナ海を北上し、対馬海峡付近で進路を北東に変えて日本海上に抜けたが、太平洋高気圧の影響で梅雨前線が7/2〜5頃に北海道に停滞、北海道の広範囲で堤防の決壊や内水氾濫に伴う床上・床下浸水、崖崩れ等の被害が出た。

その後、太平洋高気圧が南東に移動し、梅雨前線が南下。九州地方では7月3日頃から台風による雨が降り続いていたが、7/5から、西日本〜東日本に停滞した梅雨前線に台風7号がもたらした暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線が活発化。湿った南東風と太平洋高気圧の縁を回る湿った南風が西日本付近で合流。大量の水蒸気がもたらされ。梅雨前線は7/9まで日本上空に停滞。西日本から東日本にかけて広い範囲で記録的な大雨となる。

7/6 17:10に長崎、福岡、佐賀の3県に大雨特別警報が発表され、続いて19:40に広島、岡山、鳥取、22:50に京都、兵庫と、1日で8府県に大雨特別警報が発表された。さらに7/7 12:50には岐阜県、7/8 5:50には高知、愛媛の2県にも大雨特別警報が発表され、最終的に運用を開始して以来最多となる計11府県で大雨特別警報が発表された。

この豪雨により、西日本を中心に多くの地域で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者数が200人を超える甚大な災害となった。また、全国で上水道や通信といったライフラインに被害が及んだほか、交通障害が広域的に発生している。平成に入ってからの豪雨災害としては初めて死者数が100人を超え、「平成最悪の水害」と報道された。さらに、昭和に遡っても1982年に300人近い死者・行方不明者を出した長崎大水害(昭和57年7月豪雨)以降、最悪の被害となった。

※以下、作表を含むため、福知山市における支援者支援活動PDFファイル

をご参照ください

2048年7月福知山活動2

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