実施日：平成28年8月6日、7日（2日間）
活動者名：中園智代　斎藤エリカ
活動内容：以下のとおり

8月6日(土)
1)松沢柳沢仮設住宅　〒988-0141気仙沼市松崎柳沢229番地
施術3名　シンガーソングライターの方の活動後の団欒の場での施術活動

2)ボラ宿若芽　気仙沼市南郷
施術7名　鍼灸地域支援ネット（中園、斎藤）のみでの活動

7日(日)
岩井ペインクリニックの岩井先生、キャンナス東北のスタッフ３名に同行して、岩井先生の患者に対して鍼および運動法指導の追加。（施術内容は岩井先生のカルテに記録）

3)南最知住宅東
〒988-0213気仙沼市最知南最知304番地12　施術3名
4)市営テニスコート住宅
〒9880171気仙沼市赤岩牧沢138番地6　施術9名
5)水梨コミュニティー住宅
〒988-0163気仙沼市赤岩迎　施術7名

【7日の活動について】
震災当初から活動を継続している（震災当初は2週に1回、現在は3週に1回の頻度）岩井先生の活動に同行する形となった。
まず血圧をチェックし、岩井先生の注射（ビタミン剤と局所麻酔）、鍼（5分間のパルス治療）をおこなった後に施術を追加する場合と、岩井先生の治療を受ける前に私たちが鍼をする場合とがあった。
基本的には岩井先生を主治医とする方々への補助という形であるため、カルテは岩井先生のカルテに施術内容を記載することとした。
2か所目の仮設所では岩井先生が朝作ったカレー等を提供し、仮設の方々と一緒に昼食をとった。

私たちは鍼の施術に加え、日常に自分でできる健康法として、ゴムバンドを使った運動法を紹介した。岩井先生の活動では漢方、湿布、パイオネックス等を患者の希望に応じて無償で提供する形をとっているが、ゴムバンドを無償で提供することはできなかったので、インターネットで各自購入する方法をお伝えすることにした。
今回訪問した仮設住宅はすべて山の上に位置しており、車がなければどうにもならないとても不便な場所にあり、また病院の数も少ない地域でのこういった活動は意味あるものではないかと強く感じた。
5月の活動に次ぐ2度目の活動であり、コーディネーターの方、宿主の方との信頼関係を深めることもできたと思う。