2018-03-17
熊本地震2年を迎える西原村から

震災からもうすぐ2年の西原村より。

もうずっと前のことのように感じますが、年末にお風呂が直り、半壊だった自宅の外壁は直ったものの、内部はそのままの状態で暮らしています。震災当日2歳の誕生日を迎えた四男も、もうすぐ4歳になります。
壊滅的な被害を受けた地区から、我が家の隣に移住を決めたご家族の新居がもうすぐ完成します。この場所は農地だったため、宅地申請が通るのにも大変苦労したようです。
暖かくなるころに、仮設住宅から引っ越しするようです。
築2年で全壊となった友人の家は、つい先日、二重ローンの債務整理も受理され、やっと解体され、まだ着工してない新居のローンを払い始めたようです。
土地自体がダメになり、集団移住される方々の移転先の土地の整備も、まだまだかかるようです。
災害ごみ置き場だった、村民グラウンドの瓦礫は全てなくなり、元通りにするために、工事が行われています。
全体的に、復興が進んでいるような雰囲気ですが、まだまだこの先、時間がかかるはずです。もう2年、やっと2年。震災前と同じようにするのには、難しいことなんだと感じます。
患者様の訴えの中にも、眠れない、不安、耳鳴り、震災による人間関係のトラブルによる不定愁訴も多く、震災前はこんなことなかった…と話されています。震災の傷も大きいですが、何より、災害のよって人の温かさや、絆の大切さを感じる一方で、人災を受けた人も多くいることは確かだと感じます。
支離滅裂ですが、西原村からのレポートでした!
いつもありがとうございます。

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