鍼灸地域支援ネット/九州
熊本県西原村「西原保育園」での小児はり及び保護者と園従事者へのマッサージ活動報告
報告者:福岡県 四元智己
◆活動場所:
西原村大字小森575-1番地 西原保育園遊戯室
◆活動日時
2016年6月20日(日) 13:30~17:00
◆活動者 4名
山岡 縁 (熊本県西原村) 小児はり0名 大人2名
梶原 旬也 (福岡県/鍼灸地域支援ネット) 小児はり2名 大人1名
清水 理恵 (福岡県/鍼灸地域支援ネット) 小児はり4名 大人0名
四元 智己 (福岡県/鍼灸地域支援ネット) 小児はり0名 大人3名
◆参加者 12名(小児6名、大人6名)
大人内訳
女性6名(初診4名、再診2名)
うち、園従事者5名、保護者1名
肩こり、首肩こりから頭痛、首から背中、腰痛、体のダルさ、特になし
小児内訳
男児3名(初診)、女児3名(再診)
1歳1名 指しゃぶり、友達を噛む、おねしょ
2歳1名 全身の皮膚がかゆく寝つきがわるい
4歳4名 寝つきが悪く、イライラして暴れる、おねしょ、自閉症傾向、怖くて一人でれない
◆活動詳細
前日からの大雨にて、朝から大雨土砂災害による避難指示が出ている中での訪問であった。
当日の午前中は、世界的サッカー選手(名前不明)のリフティングパフォーマンスの催しがあった。
施術様ベッド3台(2台は鍼灸地域支援ネット、1台は四元)と小児はり施術用のマットレスを2箇所に用意した。
こちらの施設は前回訪問した際には、10名の大人、20名以上の小児はりを行ったが、今回は悪天候のためか、施術場所としてお借りした遊技場が施設の一番奥であったためか、参加者が少ない結果となった。
悪天候は仕方がありませんが、次回からは遊技場へ誘導する看板や小児はりの施術場所を出入り口近くにして、外部から様子が見えやすくするなどの工夫が必要だと感じた。
小児はり再診の子供たちの保護者からは、施術後に症状改善が見られたことを報告いただき嬉しく思いました。恐怖心から、挙動が乱暴になったり、不安感を払拭できない様子が見られた。
園従事者の皆さんの疲労も極まり、首、肩、腰の慢性疲労による痛みが目立った。中には未だ家族で避難所(体育館)生活されている方もおられた。
◆次回の予定について
園田園長から、次回からは土曜日の午前中か平日の13:30~19:00などとして、延長保育後のお迎えの親子にも対応できるようにすると受診者が増えるとアドバイスいただきました。
園児の保護者もケアして欲しいとのことで、土曜の午前中で調整可能かを返事しなければなりません。